・8/8


監督によるトランポで前日9時過ぎに出発。約12時間で秋田へ到着。
受付、ライセンスコントロールを済ませ、開会式まで時間があったので近場のラーメン屋で昼食。
引率の先生にご馳走していただきました!ありがとうございます(*_*)


開会式会場は節電のためかサウナ状態。室温33度、湿度60%。
来賓の方も選手へのメッセージで、暑いから早く終わりたいです、と漏らす始末(笑)
開会式後は田沢湖湖畔のホテルまで車で1時間強移動。
部屋に荷物、バイクを移動した後、夜ごはん。お風呂。卓球もやったっけ?
ちなみに部屋のメンバーは僕、ナベ、太陽。いつぞやの東海大会のようです。
合宿のようなテンションで騒いだ挙句、疲れて就寝。


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・8/9

起床6時。朝食を済ませた後、太陽、僕、ナベにシルバを混ぜたミーティング。
本日はコースの下見を兼ねた田沢湖の周回練習とラスト8キロに渡るヒルクライムに決定。
その後、部屋に戻るが偏頭痛がひどく、ナベに薬を分けてもらい、暫し横になる・・・。


目を覚ますと隣には監督が・・・あ・・・ってことはあわわわわわわ9時なう・・・・寝坊w
みんなは練習に出発してしまったらしく、急いで用意して追いかける。


【練習】
コースは田沢湖の湖岸道路を道なりに周るだけなので分かりやすい。
1周目は個人TT。アベレージ37kmくらい。21キロで高低差100mくらい。
前半は平坦基調で、1キロほどの緩やかな登りがひとつと、
補給ポイントを兼ねた勾配8%ほどの700メートルの登りがひとつ、その後はアップダウン。
2周目の3キロ地点で追いつく。そのまま流して観光地点にてミーティング。
残りは流し、3周目は1分ずつ先頭交代でローテーション。21キロ、31分、39.0km/h、100回転。
そのままレースゴールまでのヒルクライム。直線的で勾配は雨沢と同じくらいという印象。


下山して海の家的なおみせでごはん。午後はクールダウンを兼ねて湖で泳いだり、泥遊びしたり、、
5時間中3時間は泥遊びかな、、大の高校生が4人で、、。まあ創作物のクオリティは高いからヨシ。
夕飯、卓球、おふろの後就寝。いやー、合宿のように楽しかった。ハイパーリア充タイムというやつか。


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・8/10


5時半起床。足は少し重い。まあ脚というかケツに少しキテいた。
本日の練習は岐阜のヒロトも加わって、田沢湖周回を1分交代でローテーション。


【練習】
先日の練習で、太陽とシルバの牽く時間がえらくアバウトだったのでふたりには注意してもらう。
ローテ順は、ナベ、僕、太陽、シルバ、ヒロト。で、やはりケツが辛かった。
昨日に比べ風が出ていたがそこそこのペースで1周回。
最初の2キロぐらいはアップで。19キロ、29分、38.8km/h、102回転。
2周目は観光地点まで流し、でミーティング。
実際の補給地点でボトル受け渡しの練習をする事になり、実践。簡単でした。
その後はもう路面確認を兼ねてもう一度ヒルクライム
下りはすごい。漕がずに76km/hに到達。まあ直線だしスピードは乗りやすい。


昼食は2日連続同じお店で。
顔見知りになり、おばちゃんがきりたんぽ(250円)を人数分サービスしてくれました。あざーっす!
韓国風だからあんたの顔はおぼえとんよ!と言われたw
もう一本上るというワタナベと別れホテルへ。ワタナベ帰還後、ごはんや風呂やどんちゃん騒ぎ。
今日も1日本当に楽しかった。


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・8/11


レース当日のスケジュールに合わせる為、4時起床。3時半に大きな揺れがあり一度目が覚める。
5時からウェット時の路面を確認するため、車で周回コースに出る。睡魔が酷かったです。
言葉に例えられないほどの睡魔猛攻撃。もうね。路面見るって言うか半分は自分との戦いでした。


トラック競技をみにいく皆。僕は旅館でゆっくりお留守番。寝て、回復もしたかったし。
しかし中々寝付けず、先にやる事やっちゃおうと思いお風呂へ。貸切温泉でした。
スネ毛をゆーっくり剃って、裸で無駄に歩き回ったりしてから部屋へ。激励?の電話で2時間ほど。
その後1時間半睡眠。親からのコールで目が覚める。どうやら秋田へ到着した模様。
果てしない空腹感と戦いながら皆の帰りをまつ。帰ってきたがどうやら昼ご飯は済ませた模様。しね。
親と近場のレストランへ。おいしかった。もちろんパスタ、とサービスのステーキで満腹。
前日受付の後、自転車整備したり、ゼッケンつけたりで時間は過ぎる。食前運動に卓球。名電到着。
どうせならとリョウトクも混ぜて卓球、うますぎてキモイ。ここは卓球のインターハイではありません。
聞くと中学時代は卓球部らしい。11時就寝。


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・8/12


レース当日。4時起床。太陽、ナベと朝風呂へ。気持ちよかった。露天風呂は寒いくらいでした。
配布弁当を異に詰め込んで、5時にヒロト、太陽と宿を出発。スタート地点へ。まあ2キロくらいですが。


愛知県勢が集まるスペースでアップ。ちなみにここまでで便所は大3小5。とてもいい感じです。
コンディショニグもかなり成功していて足は全体的に軽い。よく回るし。


【レース】
召集はヒロト、太陽、シルバとゆっくり目に。そのため最後尾からのスタート。
1キロ弱はパレード走行。ブレーキ!!の声が頻繁にかかる。正直怖い。
リョウトクがスタートアタックするろ聞いていたのでアシストのためにスルスルと間を縫い、前へ。
号砲と共に本スタート。スタートアタックに便乗し、55キロでローテション。
リョウトク逃げ。いってらしゃーい。目立っておいで。僕は先頭でぼちぼち。
集団は追走の意思ナシだしまあアシストも必要なさそう。
昭和第一の選集と、ふたりで何度も飛び出すが、集団の人数は減りそうにない。
2周目。単発的なアタックには必ず反応するようにした。めちゃくちゃ楽しい。
ペダリングは軽めで高回転、体幹部を意識した。50キロ巡航も楽だった。
3周目。依然、アタックは続くが、ローテションが決まらず単発的になる。
補給地点で無事、ナベからボトルを受け取る。
で、ようやく集団追走の意思がかたまり始め、ギリギリの高強度でローテーション。
シクロワイヤードのレースレポでは、『エースのためのアシストの猛追』なんて、
書かれていたがそんなつもりは一切なかった。ただ単に、実力差の少ない選手たちが、
ギリギリのペースでレースしている、ギリギリの状態がたまらなく楽しかった。
4周目に入って、先頭5人でペースアップ。4キロ地点まで50キロを切らないペースでローテ。
逃げと1分30秒あった差も一瞬で消えうせた。気が狂いそうに楽しい。脳内麻薬凄かっただろうな。
集団は4周回を完了して、ゴールまでの8キロの山岳へ。しかし3キロ地点で盛大にバックファイヤ。
先頭から4番手で最終関門を抜けたが、この時に100人以上に抜かれた。
ま、集団から落ちたんだし当たり前か。面白い程、脚が回らなくなった。
ゴールまでは、一緒にレースを展開した仲間たちと程ほどの強度で。そしてゴール。


レースはただ単に、楽しかった。自分の実力は90%出せたと思う。
ゴールして、立てなくなるほどに背筋は疲労していたし、脚もへんなところが攣りそうだった。
少なくとも92キロ地点までは先頭でやりあえた。強化指定選手にも劣っているとは思わなかった。
僕に足りない10%は『練習量』だった。明確に。
まあ考えてみれば、毎日勉強時間に比べ、おまけ程度の時間にしか練習に使っていない自分と、
このインターハイに掛けて毎日朝から晩まで努力してきた皆では明確な差がある。
今回のレースでその『差』をヒシヒシと肌で感じた。悔いがあるとは違うが。
全日本ステージレースまでの残りの2週間、少しだけ練習のウェイトを増やすつもりでいる。
最後まで全力を尽くします。あと2週間、応援お願いします。


太陽、シルバのお父さん、ならびに各校の監督。両親。みんな。
今回のレースでは様々な面で本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。


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以下、写真。